SCS 32|ステンレス鋼鋳鋼品
鋳鋼品/JIS G 5121:2003
✔ 本ページの規格番号・規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで JIS G 5121:2003 の原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。
SCS 32 の材質は、JIS G 5121:2003 で規定されたステンレス鋼鋳鋼品です。以下の各表は、このJIS G 5121:2003の原典を確認して記載しています。
化学成分(溶鋼分析値)
| C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | Cu | その他 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.03以下 | 1.00以下 | 1.50以下 | 0.035以下 | 0.025以下 | 4.50〜6.50 | 25.00〜27.00 | 2.50〜3.50 | 2.50〜3.50 | N 0.12〜0.25 |
出典:JIS G 5121:2003 表2/確認日 2026年8月5日。単位は %。
注(1) Niは、1.00 %以下添加してもよい。注(2) 必要に応じて、表記以外の合金元素を添加してもよい。注(3) SCS 13、SCS 13A、SCS 14及びSCS 14Aで低温に使用する場合、Crの上限を23.00 %としてもよい。注(4) SCS 1、SCS 1X、SCS 2及びSCS 2Aは、Mo 0.50 %以下含有してもよい。
出典:JIS G 5121:2003 表2 注(1)〜(4)/確認日 2026年8月5日。
機械的性質及び熱処理
| 熱処理 記号 | 焼入れ ℃ | 焼戻し ℃ | 固溶化熱処理 ℃ | 耐力 注(6) N/mm² | 引張強さ N/mm² | 伸び % | 絞り % | シャルピー吸収 エネルギー J | 硬さ HB |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ― | ― | ― | 1 120以上 水冷 | 450以上 | 650以上 | 18以上 | ― | 50以上 | ― |
出典:JIS G 5121:2003 表3/確認日 2026年8月5日。
- 注(6):耐力は 0.2 %耐力の値とする。
- 注(10):固溶化後、複雑な形状の割れを防ぐために水冷の前に 1 010 ℃〜1 040 ℃まで冷却してもよい。
- 注(11):SCS 32 は厚さ150 mm以下について適用する。
- 注(12):厚さ150 mm以下の供試材について機械的性質を適用する。
- 注(13):鋳造品本体から試験片を採り出す場合には、受渡当事者間の協定による。
- 注(14):シャルピー試験はVノッチ試験片によること。
出典:JIS G 5121:2003 表3 注/確認日 2026年8月5日。
対応する国際規格の鋼種
| JIS | 対応ISO鋼種 | 類似鋼種(参考)ASTM |
|---|---|---|
| SCS 32 | GX 2 CrNiCuMoN 26 5 3 3 | A890M 1B |
出典:JIS G 5121:2003 表1/確認日 2026年8月5日。ASTM欄は規格票に「参考」と明記された情報です。
この規格に共通する事項(規格上の表記は「SCS 13A」とスペースが入ります・末尾の X はISO対応鋼種の印です・規格に ASTM 対応表が載っています・低温で使う場合のクロム上限の特例・規格の基本情報・この規格は43種類あります・適用範囲・耐力の規定の読み方)は、SCS の分類ページにまとめています。
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当社の対応
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SCS 32 は鋳鋼品ですので、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。鋳造品は熱処理条件で規格値が変わりますので、ご相談の際は熱処理記号もお知らせください。
