SCS 16A|ステンレス鋼鋳鋼品
鋳鋼品/JIS G 5121:2003
✔ 本ページの規格番号・規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで JIS G 5121:2003 の原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。
SCS 16A の材質は、JIS G 5121:2003 で規定されたステンレス鋼鋳鋼品です。以下の各表は、このJIS G 5121:2003の原典を確認して記載しています。
化学成分(溶鋼分析値)
| C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | Cu | その他 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.03以下 | 1.50以下 | 1.50以下 | 0.040以下 | 0.040以下 | 9.00〜13.00 | 17.00〜21.00 | 2.00〜3.00 | − | − |
出典:JIS G 5121:2003 表2/確認日 2026年8月5日。単位は %。
注(1) Niは、1.00 %以下添加してもよい。注(2) 必要に応じて、表記以外の合金元素を添加してもよい。注(3) SCS 13、SCS 13A、SCS 14及びSCS 14Aで低温に使用する場合、Crの上限を23.00 %としてもよい。注(4) SCS 1、SCS 1X、SCS 2及びSCS 2Aは、Mo 0.50 %以下含有してもよい。
出典:JIS G 5121:2003 表2 注(1)〜(4)/確認日 2026年8月5日。
機械的性質及び熱処理
| 熱処理 記号 | 焼入れ ℃ | 焼戻し ℃ | 固溶化熱処理 ℃ | 耐力 注(6) N/mm² | 引張強さ N/mm² | 伸び % | 絞り % | シャルピー吸収 エネルギー J | 硬さ HB |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S | ― | ― | 1 030〜1 150 急冷 | 205以上 | 480以上 | 33以上 | ― | ― | 183以下 |
出典:JIS G 5121:2003 表3/確認日 2026年8月5日。
- 注(6):耐力は 0.2 %耐力の値とする。
- 注(8):耐力の値は注文者の指定があった場合に適用する。
出典:JIS G 5121:2003 表3 注/確認日 2026年8月5日。
対応する国際規格の鋼種
| JIS | 対応ISO鋼種 | 類似鋼種(参考)ASTM |
|---|---|---|
| SCS 16A | − | CF 3M |
出典:JIS G 5121:2003 表1/確認日 2026年8月5日。ASTM欄は規格票に「参考」と明記された情報です。
粒界腐食の耐食性を指定できます
「SCS 10、SCS 16、SCS 16A、SCS 19、SCS 19A、SCS 20、SCS 21及びSCS 22の粒界腐食による耐食性について注文者の指定があった場合は、12.4の試験を行い、試験片の曲げ面状態は、粒界腐食割れが認められてはならない」。
SCS 16A はこの対象鋼種です。硫酸・硫酸銅腐食試験(12.4)を要求できます。指定しなければ試験は行われません。
出典:JIS G 5121:2003 7. 耐食性/確認日 2026年8月5日。
この規格に共通する事項(規格上の表記は「SCS 13A」とスペースが入ります・末尾の X はISO対応鋼種の印です・規格に ASTM 対応表が載っています・低温で使う場合のクロム上限の特例・規格の基本情報・この規格は43種類あります・適用範囲・耐力の規定の読み方)は、SCS の分類ページにまとめています。
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当社の対応
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SCS 16A は鋳鋼品ですので、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。鋳造品は熱処理条件で規格値が変わりますので、ご相談の際は熱処理記号もお知らせください。
