石道鋼板株式会社
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SUS436L|フェライト系ステンレス鋼

ステンレス鋼/JIS G 4303:2021・G 4304:2021・G 4305:2021

原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。

SUS436L の収載状況

棒(JIS G 4303:2021)- 収載なし
熱延板・帯(JIS G 4304:2021)○ 収載あり
冷延板・帯(JIS G 4305:2021)○ 収載あり

出典:JIS G 4303:2021 表1/JIS G 4304:2021 表1/JIS G 4305:2021 表1

化学成分(規格値)

CSiMnPSNiCrMoCuN
0.025以下1.00以下1.00以下0.040以下0.030以下16.00〜19.000.75〜1.500.025以下

その他:Ti、Nb若しくはZr又はそれらの組合せ:8×(C%+N%)〜0.80

表5 注a) SUS447J1 及び SUSXM27 の2種類以外の Ni は、0.60%を超えてはならない。

出典:JIS G 4305:2021 表5(冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)/確認日 2026年8月5日。溶鋼分析値、単位は%。「—」は規定がないことを示します。

機械的性質|熱延板・帯(JIS G 4304)

耐力 Rp0.2245以上 N/mm²
引張強さ Rm410以上 N/mm²
伸び A20以上 %
硬さ HBW217以下
硬さ HRBW又はHRBS96以下
硬さ HV230以下

出典:JIS G 4304:2021 6.2〜6.5/確認日 2026年8月3日。熱処理を行った板及び帯の値です。1 N/mm²=1 MPa。

機械的性質|冷延板・帯(JIS G 4305)

耐力 Rp0.2
N/mm²
引張強さ Rm
N/mm²
伸び A
%
HBWHRBW/HRBSHV
245以上410以上20以上217以下96以下230以下

出典:JIS G 4305:2021 表11(曲げ180°・厚さの1.0倍)/確認日 2026年8月5日。1 N/mm²=1 MPa。

熱延板の機械的性質(規格値)

耐力 N/mm²引張強さ N/mm²伸び %硬さ HBW硬さ HRBW又はHRBS硬さ HV
245以上410以上20以上217以下96以下230以下

これは熱延板(JIS G 4304)の値です。同じ鋼種でも冷延板(JIS G 4305)とは規格値が違うことがあります。発注時は熱延か冷延かを必ず指定してください。

硬さは HBW・HRBW(HRBS)・HV のいずれか1つで判定し、どれを適用するかは特に指定のない場合は製造業者の選択によります。

板であることを示す場合は記号末尾に -HP、帯であれば -HS を付記します(冷延板は -CP/-CS)。

出典:JIS G 4304:2021 機械的性質の表/確認日 2026年8月5日

この規格に共通する事項(この鋼種はどの規格で買えるか・熱処理の状態を表す記号(表2)・冷延板・帯を注文するときの注意点)は、SUS_F の分類ページにまとめています。

SUS436L の磁性(参考)

磁性は JIS の規格値ではありません。本ページに掲載した規格値(化学成分・機械的性質)とは異なり、以下は金属組織に由来する一般的な性質の説明です。

SUS436L は、JIS でフェライト系ステンレス鋼に区分されています。フェライト系は体心立方(bcc)の組織をもち、磁石に付きます(強磁性)。

熱処理や加工の状態にかかわらず磁性を示します。

種類の区分は JIS 原典(表1)で確認した事実です。磁性についての記述は JIS の規格値ではなく、参考情報です。

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当社の対応

当社の実務情報

当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SUS436L については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状(棒・熱延板・冷延板)と寸法・数量をお知らせください。形状によって適用規格が変わります。

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