SUH4|耐熱鋼棒及び線材
マルテンサイト系/JIS G 4311:2026
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月4日)。
SUH4 とは
SUH4 は JIS G 4311:2026(耐熱鋼棒及び線材)に規定されたマルテンサイト系の耐熱鋼です。この規格には棒及び線材として 36種類が規定されています。
この規格は2026年5月20日に改正されています。JIS G 4311:2019 に追補1が発行され、同規格は JIS G 4311:2026 となりました。追補1の内容は、オーステナイト系に SUH314 を新設し、種類数を35種類から36種類に改めるものです。既存35種の規定値に変更はありません。
出典:JIS G 4311 追補1(2026年5月20日)まえがき
化学成分(規格値)
| C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | N |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.75〜0.85 | 1.75〜2.25 | 0.20〜0.60 | 0.030以下 | 0.030以下 | 1.15〜1.65 | 19.00〜20.50 | — | — |
出典:JIS G 4311:2026 表5/確認日 2026年8月4日。上表は溶鋼分析値です。単位は%。
SUH4 は SUH のマルテンサイト系で唯一 Ni を含みます。Ni 1.15〜1.65%。あわせて C 0.75〜0.85% と最も高炭素、Cr 19.00〜20.50% と最も高クロムで、排気バルブ用の代表鋼種として知られます。
出典:JIS G 4311 表5
表5(マルテンサイト系)の注記:
- 注a) SUH1・SUH3・SUH4・SUH11・SUH600 及び SUH616 の Cu は 0.30% を超えてはならない。
- 注b) SUH4・SUH616 及び SUS431-HR を除き、Ni は 0.60% を超えてはならない。
出典:JIS G 4311:2026 表5 注a)・注b)
この規格に共通する事項(記号の読み方・製造方法・記号の読み方)は、SUH の分類ページにまとめています。
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当社の対応
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SUH4 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量・熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。
最終更新日:2026年8月17日
