SUH31|耐熱鋼棒及び線材
オーステナイト系/JIS G 4311:2026
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月4日)。
SUH31 とは
SUH31 は JIS G 4311:2026(耐熱鋼棒及び線材)に規定されたオーステナイト系の耐熱鋼です。この規格には棒及び線材として 36種類が規定されています。
注意:SUH31 は「棒及び線材」の規格 JIS G 4311 の鋼種で、板・帯の規格である JIS G 4312 には規定されていません。SUH1・SUH3・SUH4・SUH11・SUH31・SUH35・SUH36・SUH37・SUH38・SUH600・SUH616 は棒・線材専用の鋼種です。
この規格は2026年5月20日に改正されています。JIS G 4311:2019 に追補1が発行され、同規格は JIS G 4311:2026 となりました。追補1の内容は、オーステナイト系に SUH314 を新設し、種類数を35種類から36種類に改めるものです。既存35種の規定値に変更はありません。
出典:JIS G 4311 追補1(2026年5月20日)まえがき
化学成分(規格値)
| C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | N |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.35〜0.45 | 1.50〜2.50 | 0.60以下 | 0.040以下 | 0.030以下 | 13.00〜15.00 | 14.00〜16.00 | — | — |
| その他 | W 2.00〜3.00 |
|---|
出典:JIS G 4311:2026 表3/確認日 2026年8月4日。上表は溶鋼分析値です。単位は%。
SUH31 は SUH のなかで唯一タングステン(W)を規定しています。W 2.00〜3.00%。Si も 1.50〜2.50% と高く、C 0.35〜0.45%・Ni 13.00〜15.00%・Cr 14.00〜16.00% という構成です。
出典:JIS G 4311 表3
この規格に共通する事項(記号の読み方・製造方法・記号の読み方)は、SUH の分類ページにまとめています。
同じ分類の鋼種
当社の対応
当社の実務情報
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SUH31 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量・熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。
最終更新日:2026年8月17日
