STBL380|低温熱交換器用鋼管
低温用鋼管/JIS G 3464:2023
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月4日)。
概要
STBL380 は、JIS G 3464:2023 に規定される炭素鋼鋼管です。同規格の管は STBL380・STBL450・STBL690 の3種類で、ニッケル量によって低温性能が段階化されています。
| 鋼種記号 | STBL380 |
|---|---|
| 規格番号 | JIS G 3464:2023 |
| 規格名称 | 低温熱交換器用鋼管 |
| 規格上の分類 | 炭素鋼鋼管 |
| 製管方法 | 継目無し:S/電気抵抗溶接:E |
| 仕上げ方法 | 熱間仕上げ:H/冷間仕上げ:C/電気抵抗溶接まま:G |
| 分類 | 低温熱交換器用鋼管 |
| 材料グループ | 低温用鋼管 |
出典:JIS G 3464:2023 表1/確認日 2026年8月4日
化学成分(規格値)
| C | Si | Mn | P | S | Ni |
|---|---|---|---|---|---|
| 0.25以下 | 0.35以下 | 1.35以下 | 0.035以下 | 0.035以下 | — 注b |
出典:JIS G 3464:2023 表3/確認日 2026年8月4日
JIS G 3464:2023 表3 の注a)には、衝撃試験に代わる規定があります。
STBL380 については、7.4 c) によって衝撃試験を実施しない場合、0.010% 以上の酸可溶性アルミニウムを含有しなければならない。酸可溶性アルミニウムの代わりに全アルミニウムを分析してもよく、この場合の含有率は 0.015% 以上とする。
なお、製品分析を行う場合の Al の製品分析値には、上記のいずれかの値を適用する。
衝撃試験を実施するか、アルミニウム量で担保するか——低温靱性の保証方法が2択で用意されています。
出典:JIS G 3464:2023 表3 注a
また注b)には、Ni 添加の歯止めがあります。
必要に応じて Ni を添加する場合、当該種類が他の種類の規定値を満たして種類の区別ができなくなるほど添加してはならない。
出典:JIS G 3464:2023 表3 注b
当社の対応
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。STBL380 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量・熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。
この規格に共通する事項(ニッケル量で低温性能が決まります・低温用の関連規格)は、STBL の分類ページにまとめています。
同じ分類の鋼種
最終更新日:2026年8月17日
