低温熱交換器用鋼管
鋼管/JIS G 3464:2023/3鋼種を収録
原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。
低温環境の熱交換器チューブ用。低温靭性を保証し、LNG・空気分離装置などに使われる。
加工・取扱いのポイント
参考情報
この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。
STBL690(9%Ni鋼)は-196℃まで対応。
低温熱交換器用鋼管の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 参考 | 特徴 参考 |
|---|---|---|
| STBL380 | 低温用・-45℃級 | 低温熱交チューブ |
| STBL450 | 2.5Ni・-70℃級 | |
| STBL690 | 9Ni・-196℃級 | LNG熱交換器用 |
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この規格に共通する事項
この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。
ニッケル量で低温性能が決まります
| 記号 | 分類 | Ni | C |
|---|---|---|---|
| STBL380 | 炭素鋼鋼管 | 規定なし | 0.25 以下 |
| STBL450 | ニッケル鋼鋼管 | 3.20〜3.80% | 0.18 以下 |
| STBL690 | ニッケル鋼鋼管 | 8.50〜9.50% | 0.13 以下 |
ニッケルを増やしつつ炭素を下げることで低温靱性を確保する設計です。STBL690 はいわゆる 9%Ni 鋼にあたります。
あわせて P・S も STBL380 が 0.035% 以下、ニッケル鋼側が 0.030% 以下と厳しくなり、製管方法も STBL450・690 は継目無しに限定されます。
出典:JIS G 3464:2023 表1・表3
低温用の関連規格
低温用途は、製品形状によって規格が分かれます。
| 規格 | 対象 | 記号 |
|---|---|---|
| JIS G 3464 | 低温熱交換器用鋼管 | STBL |
| JIS G 3460 | 低温配管用鋼管 | STPL |
| JIS G 3126 | 低温圧力容器用炭素鋼鋼板 | SLA |
出典:JISC 規格リスト
