SPFC590|自動車用加工性冷間圧延高張力鋼板及び鋼帯
自動車用高張力鋼板/JIS G 3135:2025
原典確認済み 規格番号と記載事項は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月4日)。
概要
SPFC590 は、JIS G 3135:2025 に規定される加工用鋼板です。適用厚さは 0.6以上 2.3以下 mm。同規格は化学成分を規定せず、機械的性質で鋼種を区分します。
規格・分類
| 鋼種記号 | SPFC590 |
|---|---|
| 規格番号 | JIS G 3135:2025 |
| 規格名称 | 自動車用加工性冷間圧延高張力鋼板及び鋼帯 |
| 規格上の区分 | 加工用鋼板 |
| 適用厚さ | 0.6以上 2.3以下 mm |
| 分類 | 自動車用加工性冷間圧延高張力鋼板及び鋼帯 |
| 材料グループ | 自動車用高張力鋼板 |
出典:JIS G 3135:2025 表1/確認日 2026年8月4日
化学成分について
JIS G 3135:2025 は、化学成分を規定していません。同規格の箇条5は次の一文です。
化学成分は、規定しない。
なお、化学成分分析が必要な場合は、13.1 による。
高張力鋼板は、必要な強度と加工性を成分・組織・製造条件の組合せで実現します。規格は結果としての機械的性質を定め、成分設計は製造業者に委ねられています。実際の成分はミルシートでご確認ください。
出典:JIS G 3135:2025 箇条5
機械的性質に「塗装焼付硬化量」があります
JIS G 3135:2025 箇条6.1 は「引張強さ、降伏点又は耐力、伸び及び塗装焼付硬化量」を規定しています。自動車の塗装焼付工程で強度が上がる性質を、規格項目として扱っている点が自動車用鋼板の特徴です。
出典:JIS G 3135:2025 箇条6.1
当社の対応
当社の実務情報
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SPFC590 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量・熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。
この規格に共通する事項(種類の記号の体系・Y の意味は熱延(SPFH)と異なります)は、SPFC の分類ページにまとめています。
