S25C|機械構造用炭素鋼鋼材
機械構造用炭素鋼/JIS G 4051:2026
原典確認済み 規格番号と化学成分は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月3日)。
概要
S25C は、JIS G 4051:2026 に規定される機械構造用炭素鋼鋼材です。同規格が定めるのは化学成分であり、炭素の規定値は 0.22〜0.28% です。
規格・分類
| 鋼種記号 | S25C |
|---|---|
| 規格番号 | JIS G 4051:2026 |
| 規格名称 | 機械構造用炭素鋼鋼材 |
| 分類 | 機械構造用炭素鋼鋼材 |
| 材料グループ | 機械構造用炭素鋼 |
化学成分(規格値)
| 元素 | 規定値(質量分率 %) |
|---|---|
| C | 0.22〜0.28 |
| Si | 0.15〜0.35 |
| Mn | 0.30〜0.60 |
| P | 0.030以下 |
| S | 0.035以下 |
| Ni | 0.20以下 |
| Cr | 0.20以下 |
| Cu | 0.30以下 |
| Ni+Cr | 0.35以下 |
出典:JIS G 4051:2026 表2/確認日 2026年8月3日。上表は溶鋼分析値です。製品分析値の許容変動値は JIS G 0321 によります。この表に記載していない合金元素は、溶鋼を仕上げる目的以外に意図的に添加してはならないと規格本文に定められています。
機械的性質について
JIS G 4051:2026 では、機械的性質を規定していません。機械構造用炭素鋼は、焼ならし・焼入焼戻しなどの熱処理条件によって強度・硬さが大きく変わるため、規格は化学成分だけを定めています。
同規格の箇条5には、次のとおり記載されています。
「注文者の指定によって、熱処理を行う場合、受渡当事者間で、機械的性質の値を協定することがある。」
したがって「S25C の引張強さは○○N/mm²」という値は、JISの規格値ではなく、特定の熱処理条件におけるメーカーの参考値です。引張強さや硬さの指定が必要な場合は、熱処理条件とあわせて事前にご相談ください。手配先と協定できる範囲をご案内します。
出典:JIS G 4051:2026 箇条5
当社の対応
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。S25C については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。 形状(丸棒・角材・板)、寸法、数量、熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。
