石道鋼板株式会社
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熱間圧延軟鋼板

薄板・鋼板/JIS G 3131:2024/4鋼種を収録

原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。

いわゆる黒皮の薄板。C=一般用、D=絞り用、E=深絞り用、F=非時効性深絞り用と、後ろにいくほど成形性が良い。板厚1.2〜14mm程度。

加工・取扱いのポイント

参考情報

この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。

表面のミルスケール(黒皮)は塗装前に酸洗・ブラストで除去。薄板の溶断は歪みが出やすくレーザー・シャーが基本。

熱間圧延軟鋼板の鋼種一覧

鋼種規格・成分の目安 参考特徴 参考
SPHC引張270 N/mm²以上・一般用黒皮薄板の標準。1.2〜14mm
SPHD引張270以上・絞り用プレス成形向け
SPHE引張270以上・深絞り用深絞り成形向け
SPHF引張270以上・非時効深絞り用非時効・深絞り用の最上位区分
この材料の調達・加工可否をご相談ください お見積り・お問い合わせ  ☎ 03-3653-9321

この規格に共通する事項

この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。

C→D→E→F で清浄度が上がります

記号末尾の C・D・E・F は用途の系列で、F に向かって炭素・マンガン・りん・硫黄がすべて下がります

SPHC一般用/C 0.12以下・Mn 0.60以下・P 0.045以下・S 0.035以下
SPHD加工用/C 0.10以下・Mn 0.45以下・P 0.035以下・S 0.035以下
SPHE加工用/C 0.08以下・Mn 0.40以下・P 0.030以下・S 0.030以下
SPHF加工用/C 0.08以下・Mn 0.35以下・P 0.025以下・S 0.025以下

成分を落とすほど軟らかく加工しやすくなる、という関係がそのまま表に出ています。冷延鋼板(SPC)の C・D・E・F・G と同じ考え方です。

表2には「必要に応じて、この表に記載していない合金元素を添加してもよい」という追記があります。

出典:JIS G 3131:2024 表1・表2/確認日 2026年8月3日

適用厚さの上限は14 mm

SPHC・SPHD は 1.2〜14 mm、SPHE は 1.2〜8 mm、SPHF は 1.4〜8 mm。熱延軟鋼板の上限は14 mmと規格で決まっています。

これを超える板厚は熱延軟鋼板ではなく、SS材(JIS G 3101)SM材(JIS G 3106)の領域になります。当社が扱う厚板とは、6〜14 mmの帯域で一部重なります。

出典:JIS G 3131:2024 表1/確認日 2026年8月3日