SPHD|熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
薄板/JIS G 3131:2024
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月3日)。
SPHD とは
SPHD は JIS G 3131:2024(熱間圧延軟鋼板及び鋼帯)に規定された4種類のうちの1つです。
| 用途(規格の参考欄) | 加工用 |
|---|---|
| 適用厚さ | 1.2 mm以上14 mm以下 |
出典:JIS G 3131:2024 表1/確認日 2026年8月3日
化学成分(規格値)
| C | Mn | P | S |
|---|---|---|---|
| 0.10以下 | 0.45以下 | 0.035以下 | 0.035以下 |
出典:JIS G 3131:2024 表2/確認日 2026年8月3日。単位は%。Si の規定はありません。
時効硬化についての注記
6.1 b) 注1) に「鋼板及び鋼帯は、時効硬化によって伸びが低下することがある」と明記されています。規格自身が時効の影響に触れている点は、加工を前提に材料を選ぶうえで押さえておく価値があります。
引張強さ及び伸び(表3・規格値)
| 引張強さ N/mm² | 伸び % 厚さ 1.2以上1.6未満 mm | 伸び % 厚さ 1.6以上2.0未満 mm | 伸び % 厚さ 2.0以上2.5未満 mm | 伸び % 厚さ 2.5以上3.2未満 mm | 伸び % 厚さ 3.2以上4.0未満 mm | 伸び % 厚さ 4.0以上14以下 mm |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 270以上 | 30以上 | 32以上 | 33以上 | 35以上 | 37以上 | 39以上 |
引張試験片は5号試験片・圧延方向です。注a)「受渡当事者間の協定によって、引張強さの上限値として次の値を適用してもよい。SPHC:440/SPHD:420/SPHE:400/SPHF:380 N/mm²」。SPHD なら 420 N/mm² が協定上限になります。
曲げ性は SPHC だけに適用されます(6.2 a))。SPHD には曲げ性の規定がありません。
b)「表3の値は、受渡試験の値に適用する」。c)「鋼帯の場合、圧延時の先端部及び尾端部には適用しない」(非定常部は形状・寸法・機械的性質が不安定になるため)。
JIS G 3131 の最新改正は2024年11月20日、全11ページです。
出典:JIS G 3131:2024 6.1 b)/JISC規格詳細画面/確認日 2026年8月3日
この規格に共通する事項(C→D→E→F で清浄度が上がります・適用厚さの上限は14 mm)は、SPH の分類ページにまとめています。
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当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SPHD については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。板厚・数量をお知らせください。
