溶接構造用圧延鋼材
溶接構造用鋼/JIS G 3106/11鋼種を収録
※ 本情報は当社独自調査による目安です。規格値・加工評価は板厚・形状・熱処理状態・市況で変わります。正確性は保証しません。
溶接性を保証した構造用鋼。炭素当量の管理と衝撃試験の規定があり、橋梁・造船・重量鉄骨など溶接組立の構造物に使われる。記号末尾A→B→Cの順にシャルピー衝撃保証が厳しくなる。
特性の目安
| 加工性(被削性) | ◎ 良 | ガス切断(溶断) | ◎ 良 | 入手性(一般流通) | ◎ 良 |
|---|
※ 加工性・ガス切断性・入手性は一般的な目安です。ガス切断の可否は材質に加え板厚・炭素当量・予熱条件にも依存します。入手性は市況により変動します。
加工・取扱いのポイント
寒冷地・重要構造物はB種以上を指定されることが多い。YA/YBは降伏点を高めたグレード。
溶接構造用圧延鋼材の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| SM400A | 引張400〜510 N/mm² | 衝撃保証なしの基本グレード |
| SM400B | 引張400〜510・シャルピー27J(0℃) | 溶接構造の標準格 |
| SM400C | 引張400〜510・シャルピー47J(0℃) | 低温靭性が最も厳しい |
| SM490A | 引張490〜610 N/mm² | 490N級の基本グレード |
| SM490B | 引張490〜610・シャルピー27J(0℃) | 鉄骨・橋梁の主力 |
| SM490C | 引張490〜610・シャルピー47J(0℃) | 重要溶接部材用 |
| SM490YA | 降伏点365 N/mm²以上 | 降伏点強化型 |
| SM490YB | 降伏点365以上・衝撃保証付き | 橋梁の主桁で多用 |
| SM520B | 引張520〜640 N/mm² | 490と570の中間グレード |
| SM520C | 引張520〜640・衝撃47J | 同・高靭性グレード |
| SM570 | 引張570〜720 N/mm² | 溶接構造用ハイテン。入熱・パス間温度管理必須 |
【免責事項】本コンテンツ「鋼材図鑑」の情報は、石道鋼板株式会社が独自に調査・整理したものであり、内容の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。掲載の規格番号・数値・加工評価は代表的な目安で、JIS版年・適用形状・板厚・熱処理状態により異なります。実際の材料選定・設計・調達にあたっては、必ず最新のJIS規格およびメーカーのミルシート等の一次情報をご確認ください。本情報の利用により生じたいかなる損害についても当社は責任を負いかねます。
