石道鋼板株式会社
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鉄筋コンクリート用棒鋼(異形棒鋼)

一般構造用鋼/JIS G 3112:2025/現行10鋼種+旧2記号を収録

この区分に属する現行10鋼種+旧2記号の規格値と、共通する事項をまとめています。

原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。

コンクリート補強用の異形鉄筋。表面の節(リブ)で付着力を確保する。記号の数字は降伏点(N/mm²)。2020年改正でSD295AはSD295に統合、SD295Bは廃止された。

加工・取扱いのポイント

参考情報

この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。

SD345が最も一般的。SD295が現行の下位グレード。SD590・SD685等の高強度鉄筋は建築基準法の国交大臣認定が必要。圧接・溶接継手には資格が要る。

鉄筋コンクリート用棒鋼(異形棒鋼)の鋼種一覧

鋼種規格・成分の目安 参考特徴 参考
SD295降伏点295 N/mm²以上現行の一般的な鉄筋(JIS G 3112:2025)。旧SD295Aから統合。
SD295A降伏点295 N/mm²以上【旧記号】 小規模建築の標準鉄筋
SD295B降伏点295〜390 N/mm²【廃止】 降伏点上限付き
SD345降伏点345〜440 N/mm²中高層建築の標準鉄筋
SD390降伏点390〜510 N/mm²高層建築・太径用
SD490降伏点490〜625 N/mm²超高層・PC構造用の高強度鉄筋
SD590A降伏点590 N/mm²以上高強度鉄筋。使用には国交大臣認定が必要。
SD590B降伏点590 N/mm²以上高強度鉄筋。使用には国交大臣認定が必要。
SD685A降伏点685 N/mm²以上高強度鉄筋。使用には国交大臣認定が必要。
SD685B降伏点685 N/mm²以上高強度鉄筋。使用には国交大臣認定が必要。
SD685R降伏点685 N/mm²以上高強度鉄筋(主にせん断補強筋用)。使用には国交大臣認定が必要。
SD785R降伏点785 N/mm²以上高強度鉄筋(主にせん断補強筋用)。使用には国交大臣認定が必要。
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この規格に共通する事項

この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。

JIS G 3112:2025 の13種類

箇条4に「丸鋼の種類は3種類、異形棒鋼の種類は10種類とし、種類の記号は表1による」と規定されています。

丸鋼(3種)SR235、SR295、SR785 注a)
異形棒鋼(10種)SD295、SD345、SD390、SD490、SD590A、SD590B、SD685A、SD685B、SD685R 注a)、SD785R 注a)

注a) 主にせん断補強筋に用いられる。/出典:JIS G 3112:2025 箇条4・表1

SD295A・SD295B は現行規格に存在しません。現行は SD295 の1種類だけです。

伸びと曲げ性の読み方

試験片は「準じる試験片」を使います。3.3に「準じる試験片=平行部に節及び/又はリブがある引張試験片又は曲げ試験片」と定義され、注釈2で「準じる試験片は、製品のままとし、機械加工を行ってはならない」とされています。異形棒鋼は節やリブを削らず、そのままの形で試験します。

太径になると伸びの規格値が下がります。注b)「異形棒鋼で、寸法が呼び名D32を超えるものについては、呼び名3を増すごとにこの表の伸びの値からそれぞれ2を減じる。ただし、減じる限度は4とする」。

曲げ角度は SD490 を境に180°から90°へ。SR235・SR295・SD295・SD345・SD390 は180°、SD490 以上は90°です。内側半径も呼び名によって変わり、SD345 は D16以下=1.5倍/D16超えD41以下=2倍/D51=2.5倍 の3段階です。

降伏点は上降伏点 ReH特に指定がない場合は上降伏点とし、降伏点が現出しないときは耐力(0.2%オフセット法:Rp0.2)を測定します。

出典:JIS G 3112:2025 3.3・表3注a)b)