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SWRH27|硬鋼線材

線材・鉄線/JIS G 3506:2024

原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。

SWRH27 とは

SWRH27 は JIS G 3506:2024(硬鋼線材)に規定された中〜高炭素の線材です。硬鋼線(SW)、ピアノ線(SWP)、PC鋼線などに伸線して使われます。

この規格は2024年4月22日に改正され、現行版は JIS G 3506:2024 です。

化学成分(規格値)

CSiMnPS
0.24〜0.310.15〜0.350.30〜0.600.030 以下0.030 以下

出典:JIS G 3506:2024 表2/確認日 2026年8月5日。上表は溶鋼分析値です。単位は%。

この表に記載していない合金元素は、溶鋼を仕上げる目的以外に、意図的に添加してはなりません。軟鋼線材(G3505)と違い、ボロン添加の例外規定はありません。

出典:JIS G 3506:2024 表2 欄外

機械的性質は規定されていません

JIS G 3506 には、引張強さ・伸びなどの機械的性質を規定する箇条がありません。

箇条4種類の記号
箇条5製造方法
箇条6化学成分
箇条7鋼質(脱炭層深さ/結晶粒度・非金属介在物)
箇条8寸法

硬鋼線材も、硬鋼線(SW)・ピアノ線(SWP)・PC鋼線などに伸線するための中間素材です。引張強さは伸線後の製品規格で決まるため、線材の段階では化学成分と鋼質だけを規定しています。

ただし、インラインパテンチング処理材については引張強さを協定する場合があります。規格の注記に「引張強さの指定値を受渡当事者間で協定して、線材の引張強さを指定する場合がある」とあります。これは協定値であって規格値ではありません。

出典:JIS G 3506:2024 箇条4〜箇条8・箇条5注記/確認日 2026年8月5日

製造方法・寸法

製造方法:線材はキルド鋼とし、鋼塊から熱間圧延で製造し、熱間圧延のままとします。また、受渡当事者間の協定によって、熱間圧延後の冷却工程で行うパテンチング処理(インラインパテンチング処理)を実施してもよいとされています。

標準径(表3):5.5、6、6.4、7、8、9、9.5、10、11、12、13、14、15(単位 mm)

径の許容差偏径差
15 mm 以下±0.400.64 以下
径が 15 mm を超える場合は、受渡当事者間の協定による。

出典:JIS G 3506:2024 箇条5・表3・表4

この規格に共通する事項(鋼質(箇条7)・21種類の構成とA・Bの意味・軟鋼線材(SWRM)との違い・附属書JA(特別品質規定)・鋼質(箇条7)・21種類の構成とA・Bの意味・軟鋼線材(SWRM)との違い・附属書JA(特別品質規定))は、SWRH の分類ページにまとめています。

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