SW-A|硬鋼線
冷間伸線した硬鋼線/JIS G 3521:2018
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月4日)。
SW-A とは
SW-A は JIS G 3521:2018(硬鋼線/Hard drawn steel wires)に規定された硬鋼線A種です。同規格には 3種類(SW-A・SW-B・SW-C)が規定されています。
適用線径は 0.08mm 以上 10.0mm 以下です。摘要(参考)欄は「—」となっています。
出典:JIS G 3521:2018 箇条3・表1
引張強さ(規格値)
硬鋼線の引張強さは、線径ごとに範囲で規定されます。下限だけでなく上限も定められている点が、構造用鋼材と大きく異なります。
また線径が細いほど引張強さが高くなります。冷間伸線による加工硬化の度合いが大きくなるためです。
| 線径 mm | SW-A N/mm² | SW-B N/mm² | SW-C N/mm² |
|---|---|---|---|
| 0.14 | 1 960〜2 260 | 2 260〜2 600 | 2 600〜2 940 |
| 0.20 | 1 910〜2 210 | 2 210〜2 500 | 2 500〜2 790 |
| 0.32 | 1 720〜2 010 | 2 010〜2 300 | 2 300〜2 600 |
| 0.50 | 1 620〜1 910 | 1 910〜2 210 | 2 210〜2 500 |
| 0.70 | 1 520〜1 770 | 1 770〜2 060 | 2 060〜2 350 |
| 1.00 | 1 470〜1 720 | 1 720〜1 960 | 1 960〜2 210 |
| 1.40 | 1 370〜1 620 | 1 620〜1 860 | 1 860〜2 110 |
出典:JIS G 3521:2018 表2(抜粋)/確認日 2026年8月5日。表2 には 0.08mm から 13.0mm までの全線径が規定されています。
A→B→C の順に引張強さが上がります。同じ線径 0.50mm で比較すると次のとおりです。
| SW-A | 1 620〜1 910 N/mm² |
|---|---|
| SW-B | 1 910〜2 210 N/mm² |
| SW-C | 2 210〜2 500 N/mm² |
記号の A・B・C は強度の等級を表しています。
出典:JIS G 3521:2018 表2
この規格に共通する事項(3種類の全体像・材料と製造方法)は、SW の分類ページにまとめています。
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当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SW-A については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量・熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。
