硬鋼線
線材・鉄線/JIS G 3521:2018/3鋼種を収録
原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。
高炭素鋼線材を伸線した硬鋼線。A→B→Cの順に引張強さが高くなる。一般ばね・ワイヤー製品用。
加工・取扱いのポイント
参考情報
この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。
冷間成形の小物ばねはSW-CやSWP(ピアノ線)で作るのが普通。
硬鋼線の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 参考 | 特徴 参考 |
|---|---|---|
| SW-A | 硬鋼線・低強度側 | 一般雑ばね用 |
| SW-B | 硬鋼線・中強度 | 一般ばねの標準 |
| SW-C | 硬鋼線・高強度 | 高応力の冷間成形ばね |
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この規格に共通する事項
この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。
3種類の全体像
| 種類 | 種類の記号 | 適用線径 | 摘要(参考) |
|---|---|---|---|
| 硬鋼線A種 | SW-A | 0.08mm 以上 10.0mm 以下 | — |
| 硬鋼線B種 | SW-B | 0.08mm 以上 13.0mm 以下 | 主として静的な力を受けるばね用 |
| 硬鋼線C種 | SW-C | 0.08mm 以上 13.0mm 以下 | 主として静的な力を受けるばね用 |
出典:JIS G 3521:2018 表1/確認日 2026年8月5日。
SW-A だけ適用線径の上限が小さく、摘要欄も空欄です。
| SW-A | 上限 10.0mm/摘要「—」 |
|---|---|
| SW-B・SW-C | 上限 13.0mm/摘要「主として静的な力を受けるばね用」 |
出典:JIS G 3521:2018 表1
材料と製造方法
材料:線の製造に用いる材料は、JIS G 3506(硬鋼線材)に適合した線材とします。硬鋼線材(SWRH)を冷間伸線して硬鋼線(SW)にする、という関係です。
製造方法:線の製造方法は冷間伸線とします。なお、この製造方法には、線材の熱処理又は線の伸線に先立って行うパテンチング処理(インライン・パテンチング処理)も含まれます。
出典:JIS G 3521:2018 箇条4・箇条5
対応国際規格:2002年に第2版として発行された ISO 8458-1 及び ISO 8458-2 を基とし、技術的内容を変更して作成(全体評価 MOD)。ISO 8458-2 は Steel wire for mechanical springs - Part 2: Patented cold-drawn non-alloy steel wire です。
出典:JIS G 3521:2018 序文
