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SUM31L|硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材

快削鋼/JIS G 4804:2021

原典確認済み 規格番号と規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月4日)。

概要

SUM31L は、JIS G 4804:2021 に規定される硫黄複合快削鋼です。硫黄の規定値は 0.08〜0.13% で、鉛を 0.10〜0.35% 含みます(末尾の L は鉛添加を表します)。

規格・分類

鋼種記号SUM31L
規格番号JIS G 4804:2021
規格名称硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材
規格上の種類硫黄複合快削鋼
分類硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材
材料グループ快削鋼

化学成分(規格値)

元素規定値(質量分率 %)
C0.14〜0.20
Mn1.00〜1.30
P0.040以下
S0.08〜0.13
Pb0.10〜0.35

出典:JIS G 4804:2021 表2/確認日 2026年8月4日。上表は溶鋼分析値です。

この表に「—」と記載している元素及びこの表に記載していない合金元素は、受渡当事者間の協定がない限り、溶鋼を仕上げる目的以外に意図的に添加してはならないと規格本文に定められています。

なぜ「快削鋼」なのか — 規格値で見る

快削鋼は、切削しやすいように硫黄やりんを意図的に多く含ませた鋼です。それは規格値そのものに表れています。

SUM31LS45C(JIS G 4051:2026)
S(硫黄)0.08〜0.130.030以下
P(りん)0.040以下0.030以下

SUM31以降はりんが上限規定(0.040以下)ですが、SUM21〜25ではりんに下限が設定されています。同じ快削鋼でも設計思想が異なります。

硫黄は鋼中でMnS(硫化マンガン)となり、切りくずを分断して工具寿命と仕上げ面を改善します。一方で、この成分設計は溶接性や靱性を目的としたものではありません。用途に応じた鋼種選定は設計者・元請の判断によります。

出典:JIS G 4804:2021 表2/JIS G 4051:2026 表2

当社の対応

当社の実務情報

当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SUM31L については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量・熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。

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この規格に共通する事項(規格の注記)は、SUM の分類ページにまとめています。

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