石道鋼板株式会社
TOP鋼材図鑑

SUM22|硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材

快削鋼/JIS G 4804:2021

原典確認済み 規格番号と規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月4日)。

概要

SUM22 は、JIS G 4804:2021 に規定される硫黄快削鋼です。硫黄の規定値は 0.24〜0.33% で、鉛は添加しません。

規格・分類

鋼種記号SUM22
規格番号JIS G 4804:2021
規格名称硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材
規格上の種類硫黄快削鋼
分類硫黄及び硫黄複合快削鋼鋼材
材料グループ快削鋼

化学成分(規格値)

元素規定値(質量分率 %)
C0.13以下
Mn0.70〜1.10
P0.07〜0.12
S0.24〜0.33
Pb

出典:JIS G 4804:2021 表2/確認日 2026年8月4日。上表は溶鋼分析値です。

この表に「—」と記載している元素及びこの表に記載していない合金元素は、受渡当事者間の協定がない限り、溶鋼を仕上げる目的以外に意図的に添加してはならないと規格本文に定められています。

なぜ「快削鋼」なのか — 規格値で見る

快削鋼は、切削しやすいように硫黄やりんを意図的に多く含ませた鋼です。それは規格値そのものに表れています。

SUM22S45C(JIS G 4051:2026)
S(硫黄)0.24〜0.330.030以下
P(りん)0.07〜0.120.030以下

通常は不純物として上限だけが定められるりんに、この鋼種では下限(0.07%)が設定されています。「不純物を減らす」のではなく「一定量含ませる」ことを規格が要求している点が、快削鋼の特徴です。

硫黄は鋼中でMnS(硫化マンガン)となり、切りくずを分断して工具寿命と仕上げ面を改善します。一方で、この成分設計は溶接性や靱性を目的としたものではありません。用途に応じた鋼種選定は設計者・元請の判断によります。

出典:JIS G 4804:2021 表2/JIS G 4051:2026 表2

当社の対応

当社の実務情報

当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SUM22 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量・熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。

SUM22 の調達・加工可否をご相談ください
SUM22 の見積りを依頼 ☎ 03-3653-9321

この規格に共通する事項(規格の注記)は、SUM の分類ページにまとめています。

同じ分類の鋼種

SUM21 SUM22L SUM23 SUM23L SUM24L SUM25 SUM31 SUM31L SUM32 SUM41 SUM42 SUM43