石道鋼板株式会社
TOP鋼材図鑑

STK540|一般構造用炭素鋼鋼管

鋼管/JIS G 3444:2025

原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。

STK540 とは

STK540 は JIS G 3444:2025(一般構造用炭素鋼鋼管)に規定された5種類のうちの1つです。記号の数字が引張強さの下限の目安(N/mm²)を表します。

この規格の収載は STK290・STK400・STK490・STK500・STK540 の5種類で、この鋼材図鑑の収録と完全に一致します。欠落はありません。

出典:JIS G 3444:2025 箇条4・表1/確認日 2026年8月5日。

化学成分(規格値)

CSiMnPS
0.23以下0.55以下1.50以下0.040以下0.040以下

出典:JIS G 3444:2025 表2/確認日 2026年8月5日。単位は%。「-」は当該元素の規定がないことを示します。

機械的性質(規格値)

引張強さ N/mm²降伏点又は耐力 N/mm²溶接部引張強さ N/mm²へん平性 平板間の距離(H)曲げ角度曲げ性 内側半径
540以上390以上540以上7/8 D90°6 D

伸び(表4)/単位 %

継目無し・鍛接
11号・12号 管軸方向
電抵・自動アーク
11号・12号 管軸方向
5号 管軸直角方向4号 管軸方向4号 管軸直角方向
20以上20以上16以上19以上15以上

出典:JIS G 3444:2025 表3・表4/確認日 2026年8月5日。

5種類の化学成分(表2)

種類の記号CSiMnPS
STK2900.050以下0.050以下
STK4000.25以下0.040以下0.040以下
STK4900.18以下0.55以下1.65以下0.035以下0.035以下
STK5000.24以下0.35以下0.30〜1.300.040以下0.040以下
STK540 注b)0.23以下0.55以下1.50以下0.040以下0.040以下

出典:JIS G 3444:2025 表2/確認日 2026年8月5日。単位は%。

STK290 は炭素の規定すらありません。りんと硫黄が0.050 %以下と決まっているだけで、C・Si・Mn は「-」です。STK400 も C 0.25以下のみで、Si・Mn の規定がありません。

注a)「必要に応じて、この表に記載していない合金元素及び“-”と記載している元素を添加してもよい」。注b)「STK540の場合、厚さ12.5 mmを超える管の化学成分は、受渡当事者間の協定によってもよい」。

成分ではなく引張強さで縛る規格である、という性格が表に出ています。

出典:JIS G 3444:2025 表2 注a) 注b)/確認日 2026年8月5日。

5種類の機械的性質(表3)

種類の記号引張強さ降伏点又は耐力溶接部引張強さへん平性 H曲げ角度内側半径
STK290290以上290以上2/3 D90°6 D
STK400400以上235以上400以上2/3 D90°6 D
STK490490以上315以上490以上7/8 D90°6 D
STK500500以上355以上500以上7/8 D90°8 D
STK540540以上390以上540以上7/8 D90°6 D

出典:JIS G 3444:2025 表3/確認日 2026年8月5日。D は管の外径を表します。

溶接部引張強さは自動アーク溶接鋼管に適用します

7.1「その引張強さ、降伏点又は耐力、及び溶接部引張強さは、表3による。溶接部引張強さは、自動アーク溶接鋼管に適用する。ただし、溶接部引張試験は、注文者の承認を得た場合には省略してもよい」。

製管方法は継目無し(S)・電気抵抗溶接(E)・鍛接(B)・自動アーク溶接(A)の4通り。仕上げ方法は熱間仕上げ(H)・冷間仕上げ(C)、表示は電気抵抗溶接まま(G)。組み合わせて STK400-E-G のように表示されます。

箇条5 b)「管は、注文者の要求がある場合には、めっき鋼板又はめっき鋼帯を用いて製造してもよい」。c)「管端形状は、特に指定がない場合はプレンエンドとする」。

出典:JIS G 3444:2025 7.1・箇条5・表1/確認日 2026年8月5日。

この規格に共通する事項(5種類の伸び(表4)・規格の基本情報)は、STK の分類ページにまとめています。

同じ分類の鋼種

STK290 STK400 STK490 STK500

当社の対応

当社の実務情報

当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。STK540 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。外径・肉厚・長さ・数量と、製管方法の指定をお知らせください。

STK540 の調達・加工可否をご相談ください
STK540 の見積りを依頼 ☎ 03-3653-9321