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SMn438H|H鋼(焼入性保証鋼)

マンガン鋼/JIS G 4052:2026

原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。

SMn438H とは

SMn438H は JIS G 4052:2026(焼入性を保証した構造用鋼鋼材)のマンガン鋼に分類される鋼種です。末尾のHは焼入性(Hardenability)を保証していることを表します。

同名の一般鋼 SMn438 と比べると、化学成分の範囲はやや広く取られる一方、ジョミニー試験による焼入性が上限・下限つきで保証されます。熱処理後の硬さを安定させたい量産部品向けの鋼種です。

化学成分(規格値)

CSiMnPSNiCrMoCu
0.34〜0.410.15〜0.351.30〜1.700.030以下0.030以下0.25以下0.35以下0.30以下

出典:JIS G 4052:2026 表2/確認日 2026年8月5日。溶鋼分析値、単位は%。「—」は規定がないことを示します。

焼入性の保証

JIS G 4052:2026 7.1 a) には次のように規定されています。

鋼材は、10.2.1の試験を行い、指定された試験片焼入端からの距離における焼入性は、表7〜表30の表の値による。ただし、距離が表に規定されていない場合には、図から読み取った値を参考にして、受渡当事者間の協定によって上限及び下限の値を決める。

焼入性試験は JIS G 0561(鋼の焼入性試験方法/一端焼入方法)によります。いわゆるジョミニー試験で、焼入端からの距離ごとの硬さの上限・下限が鋼種別に定められています。24鋼種それぞれに専用の焼入性表(表7〜表30)があり、SMn438H は 表9です。その規格値を次に掲載します。

出典:JIS G 4052:2026 7.1 a)・箇条2/確認日 2026年8月5日

焼入性の規格値(ジョミニー試験)

硬さ HRC試験片焼入端からの距離(mm)
1.5357911131520253035404550
上限595957545146413935333130292827
下限5249433428242221

出典:JIS G 4052:2026 表9/確認日 2026年8月5日。焼ならし温度 870 ℃・焼入れ温度 845 ℃。「—」は規定がないことを示します。

この規格に共通する事項(H鋼 24種類の全体像・製造方法)は、H_STEEL の分類ページにまとめています。

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