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SGV450|中・常温圧力容器用炭素鋼鋼板

圧力容器用鋼板/JIS G 3118:2024

原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月4日)。

概要

SGV450 は、JIS G 3118:2024 に規定される中・常温圧力容器用炭素鋼鋼板です。適用厚さは 6以上200以下 mm。同規格の鋼板は SGV410・SGV450・SGV480 の3種類で、いずれも細粒キルド鋼から製造することが規定されています。

鋼種記号SGV450
規格番号JIS G 3118:2024
規格名称中・常温圧力容器用炭素鋼鋼板
適用厚さ6以上 200以下 mm
製造方法細粒キルド鋼から製造する(5.1)
分類中・常温圧力容器用炭素鋼鋼板
材料グループ圧力容器用鋼板

出典:JIS G 3118:2024 表1・5.1/確認日 2026年8月4日

化学成分(規格値)

炭素の上限は板厚区分で変わります。

厚さ mmC
6以上12.5以下0.24以下
12.5超え50以下0.26以下
50超え100以下0.28以下
100超え200以下0.29以下
SiMnPS
0.15〜0.400.85〜1.200.020以下0.020以下

Si・Mn・P・S は3鋼種すべて・全板厚で共通です。鋼種の違いは C だけ。
出典:JIS G 3118:2024 表3(溶鋼分析値)/確認日 2026年8月4日

JIS G 3118:2024 表3 の注c)には、次の記載があります。

この表の C の上限値を 0.01% 下げるごとに Mn の上限値を 0.06% 上げてもよい。ただし、Mn の最大値は 1.60% とする。

なお同規格は 表3(溶鋼分析値)と表4(製品分析値)を別の表で持ちます。製品分析は注文者の要求がある場合に行い、その値は表4によります。

出典:JIS G 3118:2024 表3 注b・注c/6.2

溶接性(箇条7)

{j} には箇条7「溶接性」があります。SB(JIS G 3103)にはこの箇条がありません。

熱加工制御を行う SGV450 及び SGV480 の溶接性の評価指標は、炭素当量による。また、受渡当事者間の協定によって、炭素当量に代えて溶接割れ感受性組成によってもよい。

炭素当量の計算式

Ceq = C + Mn/6 + Si/24 + Ni/40 + Cr/5 + Mo/4 + V/14

この式は JIS G 3106(SM材)・JIS G 5102(SCW材)と同一です。

炭素当量の上限(表5・熱加工制御を行う鋼板)

厚さ mm炭素当量 %
6以上50以下0.38以下
50超え100以下0.40以下

7.2.1 には「計算式に規定された元素は、添加の有無にかかわらず、計算に用いる」と明記されています。Ni・Cr・Mo・V を意図的に添加していなくても、分析値があれば計算に含めます。ミルシートの炭素当量を読むときの前提です。

出典:JIS G 3118:2024 7.1・7.2.1・式(1)・表5

当社の対応

当社の実務情報

当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SGV450 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量・熱処理の要否をお知らせいただければ、調達可否とあわせてご回答します。

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この規格に共通する事項(SB(ボイラ及び圧力容器用)との違い)は、SGV の分類ページにまとめています。

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