SCW 480|溶接構造用鋳鋼品
鋳鉄・鋳鋼/JIS G 5102:1991
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月3日)。
SCW 480 とは
SCW 480 は JIS G 5102:1991(溶接構造用鋳鋼品)に規定された5種類のうちの1つです。記号の数字が引張強さの下限(N/mm²)を表します。溶接を前提とした鋳鋼品のため、炭素当量の上限が規定されています。
化学成分(規格値)
| C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | V | 炭素当量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.22以下 | 0.80以下 | 1.50以下 | 0.040以下 | 0.040以下 | 0.50以下 | 0.50以下 | — | — | 0.45以下 |
出典:JIS G 5102:1991 表2/確認日 2026年8月3日。単位は%。「—」は規定がないことを示します。
機械的性質にシャルピー吸収エネルギー
箇条4に「降伏点又は耐力、引張強さ、伸び及びシャルピー吸収エネルギーは表3による」と規定されています。衝撃試験温度と4号試験片3個の平均値で規定されます。
炭素鋼鋳鋼品(SC・G5101)が絞りを規定してシャルピーがないのと対照的です。溶接構造用なので、溶接部の脆性破壊を意識した規定になっています。
機械的性質(規格値)
| 降伏点又は耐力 N/mm² | 引張強さ N/mm² | 伸び % | 衝撃試験温度 ℃ | シャルピー吸収エネルギー 4号試験片 3個の平均値 J |
|---|---|---|---|---|
| 275以上 | 480以上 | 20以上 | 0 | 27以上 |
5種類すべてで衝撃試験温度0 ℃・27 J以上で共通です。変わるのは降伏点・引張強さ・伸びだけで、強度を上げても要求される靭性は同じという構成になっています。
出典:JIS G 5102:1991 箇条4・表3/確認日 2026年8月5日
出典:JIS G 5102:1991 箇条4/確認日 2026年8月3日
この規格に共通する事項(炭素当量が規定されています・5鋼種の違いは合金元素と炭素当量だけ)は、SCW の分類ページにまとめています。
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当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SCW 480 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量と、必要な炭素当量をお知らせください。
