SCPH 2|高温高圧用鋳鋼品
鋳鉄・鋳鋼/JIS G 5151:1991
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月3日)。
SCPH 2 とは
SCPH 2 は JIS G 5151:1991(高温高圧用鋳鋼品)に規定された8種類のうちの1つです。ボイラや圧力容器のバルブ・継手など、高温高圧下で使う鋳鋼品に用いられます。
化学成分(規格値)
| C | Si | Mn | P | S | Cr | Mo | V |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.30以下 | 0.60以下 | 1.00以下 | 0.040以下 | 0.040以下 | — | — | — |
出典:JIS G 5151:1991 表2/確認日 2026年8月3日。溶鋼分析値、単位は%。「—」は規定がないことを示します。
化学成分(規格値)
| C | Si | Mn | P | S | Cr | Mo | V |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.30以下 | 0.60以下 | 1.00以下 | 0.040以下 | 0.040以下 | - | - | - |
出典:JIS G 5151:1991 表2/確認日 2026年8月5日。単位は%。「-」は当該元素の規定がないことを示します。
機械的性質(規格値)
| 降伏点又は耐力 N/mm² | 引張強さ N/mm² | 伸び % | 絞り % |
|---|---|---|---|
| 245以上 | 480以上 | 19以上 | 35以上 |
出典:JIS G 5151:1991 箇条4・表4/確認日 2026年8月5日
SCPH2 の備考欄は「炭素鋼」です。表1では8種類それぞれに鋼の系統が備考として書かれています。
| 種類の記号 | 備考(表1) |
|---|---|
| SCPH 1 | 炭素鋼 |
| SCPH 2 | 炭素鋼 |
| SCPH 11 | 0.5%モリブデン鋼 |
| SCPH 21 | 1%クロム0.5%モリブデン鋼 |
| SCPH 22 | 1%クロム1%モリブデン鋼 |
| SCPH 23 | 1%クロム1%モリブデン0.2%バナジウム鋼 |
| SCPH 32 | 2.5%クロム1%モリブデン鋼 |
| SCPH 61 | 5%クロム0.5%モリブデン鋼 |
また表3に不純物の化学成分が別に規定されており、受渡当事者間の協定によって適用できます(Cu 0.50以下・Ni 0.50以下ほか、合計量1.00%以下)。
出典:JIS G 5151:1991 表1・表3/確認日 2026年8月5日
この規格に共通する事項(8種類はクロムとモリブデンの量で並んでいます・不純物の規定表があります・規格の基本情報)は、SCPH の分類ページにまとめています。
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当社の実務情報
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。SCPH 2 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。形状・寸法・数量と、使用温度・圧力の条件をお知らせください。
最終更新日:2026年8月17日
