FCD400-15|球状黒鉛鋳鉄品
鋳鉄品/JIS G 5502:2024
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。
FCD400-15 とは
FCD400-15 は JIS G 5502:2024(球状黒鉛鋳鉄品)の表1に規定された種類の記号です。区分は SGI(球状黒鉛鋳鉄)です。
| 規格上の表記 | FCD 400-15(スペースが入ります) |
|---|---|
| 記号の意味 | 引張強さ 400 MPa級・破断伸び 15 %級 |
「FCD350」と続けて書くのは通称で、規格票を検索すると0件になります。
出典:JIS G 5502:2024 表1/確認日 2026年8月5日。
引張特性(規格値)
| 対象肉厚 t mm | 0.2 %耐力 Rp0.2 MPa | 引張強さ Rm MPa | 破断伸び A % |
|---|---|---|---|
| t≦30 | 250以上 | 400以上 | 15以上 |
| 30<t≦60 | 250以上 | 390以上 | 15以上 |
| 60<t≦200 | 240以上 | 370以上 | 12以上 |
出典:JIS G 5502:2024 7.2・表2/確認日 2026年8月5日。破断伸びは 10.2.2 a) の原標点距離によります。
肉厚で規格値が変わります。t≦30/30<t≦60/60<t≦200 の3区分で、厚いほど値が下がります。鋳鉄は冷え方で組織が変わるため、同じ記号でも肉厚が違えば性質が違う、ということが規格値の形で示されています。
出典:JIS G 5502:2024 表2/確認日 2026年8月5日。
化学成分と硬さには規格値がありません
7.4「鋳鉄品は、注文者からの指定がある場合は、11.3によって試験を行い、その結果は、受渡当事者間の協定による。ただし、SSSGIは、A.2.1を満たすことが望ましい」。
7.5「鋳鉄品の硬さは、ブリネル硬さとし、11.4によって試験を行い、その結果は、受渡当事者間の協定による」。
「FCD450はHB◯◯」というカタログ値は規格値ではありません。引張強さと硬さの両方を表で規定している FC(JIS G 5501)とは、規格の作りが違います。硬さの指定が必要な場合は、注文時に取り決める項目になります。
出典:JIS G 5502:2024 7.4・7.5/確認日 2026年8月5日。
この規格に共通する事項(記号末尾の /S・/U・/C は試験片の採り方です・末尾の L・R は衝撃特性の評価温度です・SGI と SSSGI の2区分があります・供試材の限界を規格自身が断っています・規格の基本情報・記号末尾の /S・/U・/C は試験片の採り方です・末尾の L・R は衝撃特性の評価温度です・規格の基本情報)は、FCD の分類ページにまとめています。
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当社の対応
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。FCD400-15 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。記号・数量に加えて、代表的な肉厚と硬さの要否をお知らせください。
