圧力容器用鋼板
圧力容器用鋼/JIS G 3115:2022/6鋼種を収録
原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。
中常温圧力容器の胴板・鏡板用鋼板。数字は降伏点を表す。球形タンク・LPGタンクなどエネルギー貯蔵の主力材。
加工・取扱いのポイント
参考情報
この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。
SPV490は調質型で溶接入熱管理が必要。応力除去焼鈍(SR)の要否も設計で確認を。
圧力容器用鋼板の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 参考 | 特徴 参考 |
|---|---|---|
| SPV235 | 降伏点235 N/mm²以上 | 小型圧力容器・タンク |
| SPV315 | 降伏点315 N/mm²以上 | 中型球形タンク等 |
| SPV355 | 降伏点355 N/mm²以上 | LPGタンクの主力 |
| SPV410 | 降伏点410 N/mm²以上 | |
| SPV450 | 降伏点450以上・調質型 | 大型球形タンク |
| SPV490 | 降伏点490以上・調質型 | 圧力容器鋼板の最高強度。入熱管理必須 |
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☎ 03-3653-9321
この規格に共通する事項
この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。
6種類の構成
| 降伏点(6〜50 mm) | 引張強さ | 適用厚さ | |
|---|---|---|---|
| SPV235 | 235以上 | 400〜510 | 200 mm以下 |
| SPV315 | 315以上 | 490〜610 | 150 mm以下 |
| SPV355 | 355以上 | 520〜640 | 150 mm以下 |
| SPV410 | 410以上 | 550〜670 | 150 mm以下 |
| SPV450 | 450以上 | 570〜700 | 150 mm以下 |
| SPV490 | 490以上 | 610〜740 | 150 mm以下 |
SPV235 だけ適用厚さが200 mmまでで、他は150 mm以下です。また SPV235 は化学成分が厚さで2区分に分かれます(100 mm超えでC 0.20以下)。
記号の数字は降伏点です。SS材・SM材(引張強さ)とは意味が違うので、読み替えるときに注意してください。SPV490 の引張強さは610〜740で、数字の490は降伏点の値です。
出典:JIS G 3115:2022 表3・表8/確認日 2026年8月3日
