ボイラ及び圧力容器用炭素鋼・モリブデン鋼鋼板
圧力容器用鋼/JIS G 3103:2023/5鋼種を収録
原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。
ボイラドラム・圧力容器用の鋼板。中高温域での使用を想定し高温引張特性が規定される。M付きはMo添加で高温強度を向上。
加工・取扱いのポイント
参考情報
この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。
SB410がボイラ胴板の標準格。
ボイラ及び圧力容器用炭素鋼・モリブデン鋼鋼板の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 参考 | 特徴 参考 |
|---|---|---|
| SB410 | 引張410〜550 N/mm² | ボイラドラムの標準 |
| SB450 | 引張450〜590 N/mm² | |
| SB450M | Mo添加・高温強度型 | 中温域ドラム用 |
| SB480 | 引張480〜620 N/mm² | 高強度ボイラ板 |
| SB480M | Mo添加・引張480以上 | 高温ボイラ板の上限 |
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この規格に共通する事項
この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。
末尾 M の意味 — 成分と強度で見る
| 項目 | M なし(炭素鋼) | M あり(モリブデン鋼) |
|---|---|---|
| Mo | 0.12% 以下(不純物として上限のみ) | 0.45〜0.60%(合金元素として下限あり) |
| 適用厚さ | 6〜200 mm | 6〜150 mm |
| 降伏点(450級) | 245 以上 | 255 以上 |
| 降伏点(480級) | 265 以上 | 275 以上 |
| 熱処理 | — | 38mm を境に 圧延のまま → 焼ならし |
引張強さは同じでも、M 材は降伏点が 10 N/mm² 高くなります。規格名称「炭素鋼及びモリブデン鋼鋼板」が、そのまま成分表に表れています。
出典:JIS G 3103:2023 表1・表3・表5・5.2.1
