STS410|高圧配管用炭素鋼鋼管
鋼管/JIS G 3455:2024
原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。
STS410 とは
STS410 は JIS G 3455:2024(高圧配管用炭素鋼鋼管)に規定された3種類のうちの1つです。
この規格の収載は STS370・STS410・STS480 の3種類で、この鋼材図鑑の収録と完全に一致します。欠落はありません。
出典:JIS G 3455:2024 箇条4・表1/確認日 2026年8月5日
化学成分(規格値)
| 種類の記号 | C | Si | Mn | P | S |
|---|---|---|---|---|---|
| STS370 | 0.25以下 | 0.10〜0.35 | 0.30〜1.10 | 0.035以下 | 0.035以下 |
| STS410 | 0.30以下 | 0.10〜0.35 | 0.30〜1.40 | 0.035以下 | 0.035以下 |
| STS480 | 0.33以下 | 0.10〜0.35 | 0.30〜1.50 | 0.035以下 | 0.035以下 |
出典:JIS G 3455:2024 化学成分表/確認日 2026年8月5日。単位は%。「必要に応じて、この表に記載していない合金元素を添加してもよい」と規定されています。
機械的性質(規格値)
| 種類の記号 | 引張強さ N/mm² | 降伏点又は耐力 N/mm² | 伸び 11号・12号 管軸方向 % | 伸び 5号 管軸直角方向 % | 伸び 4号 管軸方向 % | 伸び 4号 管軸直角方向 % |
|---|---|---|---|---|---|---|
| STS370 | 370以上 | 215以上 | 30以上 | 25以上 | 28以上 | 23以上 |
| STS410 | 410以上 | 245以上 | 25以上 | 20以上 | 24以上 | 19以上 |
| STS480 | 480以上 | 275以上 | 25以上 | 20以上 | 22以上 | 17以上 |
出典:JIS G 3455:2024 引張強さ・降伏点又は耐力・伸びの表/確認日 2026年8月5日
注a) 特に指定がない場合、降伏点は上降伏点(ReH)とする。また、降伏点が現出しないときは、耐力(0.2 %オフセット法:Rp0.2)を測定する。
厚さ8 mm未満は伸びの規格値が別表になります
厚さ8 mm未満の管で12号試験片または5号試験片を用いる場合、伸びは別表によります。その注記に計算の考え方が明記されています。
「この表の伸びは、管の厚さが8 mmから1 mm減じるごとに(本表)の伸びの値から1.5を減じた値を、JIS Z 8401の規則Aによって整数値に丸めた値である」。
薄いほど伸びの要求が下がる、という関係が計算式で示されています。「薄物だから伸びが出ない」のではなく、規格が最初からそう設計されているということになります。
出典:JIS G 3455:2024/確認日 2026年8月5日
この規格に共通する事項(キルド鋼を使うことが規定されています・伸びを適用しない管があります・水圧試験か非破壊試験か、選べます・規格の基本情報)は、STS の分類ページにまとめています。
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当社の対応
当社が自社設備で加工しているのは SS400(一般構造用圧延鋼材)の厚板ガス切断・溶断です。STS410 については、協力会社への手配を含めてお見積りを承ります。外径・肉厚・長さ・数量と、製管方法の指定をお知らせください。
