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STPG370|圧力配管用炭素鋼鋼管

鋼管/JIS G 3454:2026

原典確認済み 規格値は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認して記載しています(確認日:2026年8月5日)。

STPG370 とは

STPG370 は JIS G 3454:2026(圧力配管用炭素鋼鋼管)に規定された2種類のうちの1つです。

この規格の収載は STPG370・STPG410 の2種類で、この鋼材図鑑の収録と完全に一致します。欠落はありません。

出典:JIS G 3454:2026 箇条4・表1/確認日 2026年8月5日

化学成分(規格値)

種類の記号CSiMnPS
STPG3700.25以下0.35以下0.30〜0.900.040以下0.040以下
STPG4100.30以下0.35以下0.30〜1.000.040以下0.040以下

出典:JIS G 3454:2026 化学成分表/確認日 2026年8月5日。単位は%。「必要に応じて、この表に記載していない合金元素を添加してもよい」と規定されています。

機械的性質(規格値)

種類の記号引張強さ N/mm²降伏点又は耐力 N/mm²伸び 11号・12号
管軸方向 %
伸び 5号
管軸直角方向 %
伸び 4号
管軸方向 %
伸び 4号
管軸直角方向 %
STPG370370以上215以上30以上25以上28以上23以上
STPG410410以上245以上25以上20以上24以上19以上

出典:JIS G 3454:2026 引張強さ・降伏点又は耐力・伸びの表/確認日 2026年8月5日

注a) 特に指定がない場合、降伏点は上降伏点(ReH)とする。また、降伏点が現出しないときは、耐力(0.2 %オフセット法:Rp0.2)を測定する。

厚さ8 mm未満は伸びの規格値が別表になります

厚さ8 mm未満の管で12号試験片または5号試験片を用いる場合、伸びは別表によります。その注記に計算の考え方が明記されています。

「この表の伸びは、管の厚さが8 mmから1 mm減じるごとに(本表)の伸びの値から1.5を減じた値を、JIS Z 8401の規則Aによって整数値に丸めた値である」。

薄いほど伸びの要求が下がる、という関係が計算式で示されています。「薄物だから伸びが出ない」のではなく、規格が最初からそう設計されているということになります。

出典:JIS G 3454:2026/確認日 2026年8月5日

黒管と白管、「-ZN」の意味

この規格には亜鉛めっきの区分があります。

黒管亜鉛めっきを行わない管
白管亜鉛めっきを行った管

注a)「図面、帳票などで、記号によって白管を黒管と区分する必要がある場合は、白管の種類の記号の後に -ZN を付記するただし、製品の表示には適用しない」。

めっき浴の亜鉛の分析値は97.5 %以上(質量分率)と規定されています。

出典:JIS G 3454:2026 表1 注a)・箇条6/確認日 2026年8月5日

管端はプレンエンドです

箇条5 c)「管端形状は、特に指定がない場合は、プレンエンドとする」。

配管用炭素鋼鋼管(SGP/JIS G 3452)が呼び径300A以下で「ねじ付又はプレンエンド」なのに対し、STPG は最初からプレンエンドです。ねじ込み配管を前提にしていない、という違いになります。

厚さ22 mm以下の管でベベルエンドの形状指定がないときは、規格の図1によります。

注b)「表6の呼び径25A以下の管については、伸びの規定を適用しない。ただし、試験の結果は、記録する」。

出典:JIS G 3454:2026 箇条5 c)・表3 注b)/確認日 2026年8月5日

水圧試験か非破壊試験か、選べます

「いずれの特性によるかは、注文者の指定による。注文者の指定がない場合は、製造業者の選択とする」と規定されています。

非破壊試験は超音波探傷試験(JIS G 0582)または渦電流探傷試験(JIS G 0583)です。

水圧試験の記録が必要な場合は、注文時に指定してください。指定がなければメーカーがどちらかを選びます。

出典:JIS G 3454:2026 水圧試験特性又は非破壊試験特性の選択/確認日 2026年8月5日

規格の基本情報

JIS G 3454:2026。当ページはこの年版の原典で確認しています。

他サイトで古い年版が表記されていることがあります。ご注意ください。

出典:JISC規格詳細画面/確認日 2026年8月5日

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最終更新日:2026年8月17日