建築構造用炭素鋼鋼管
鋼管/JIS G 3475:2024/3鋼種を収録
原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。
建築の柱材用に降伏比等を規定した鋼管。SN材の鋼管版にあたる。
加工・取扱いのポイント
参考情報
この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。
建築確認が絡む鋼管柱はSTKNまたはBCP/BCR(コラム)指定が原則。
建築構造用炭素鋼鋼管の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 参考 | 特徴 参考 |
|---|---|---|
| STKN400B | 建築用・降伏比規定 | 鋼管柱の標準 |
| STKN400W | 建築用・溶接性重視 | |
| STKN490B | 建築用490級 | 中高層の鋼管柱 |
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この規格に共通する事項
この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。
建築構造用は「上限」まで規定されます
STKN は引張強さも降伏点も範囲で規定され、さらに厚さ12 mm以上では降伏比の上限まで定められています。
一般構造用炭素鋼鋼管(STK/JIS G 3444)が「◯◯以上」だけなのとは違い、強すぎる材料も規格外になります。建築構造用圧延鋼材(SN/JIS G 3136)と同じ設計思想です。
シャルピー衝撃試験は「外径400 mm以上で、厚さ12 mmを超えるSTKN400B及びSTKN490B」が対象で、試験温度は0 ℃。一組(3個)の平均値でJIS G 0404の9.6により判定します。
出典:JIS G 3475:2024 8.1・8.4・表5/確認日 2026年8月5日
記号末尾の W と B の違い
| STKN400W | Si・Mn の規定なし/S 0.030以下/シャルピーの規定なし/Ceq 0.36以下・PCM 0.26以下 |
|---|---|
| STKN400B・STKN490B | Si・Mn の規定あり/S 0.015以下/シャルピー27 J以上/Ceq 0.44以下・PCM 0.29以下 |
B種のほうが硫黄の上限が半分です。そのぶん炭素当量の上限は緩く取られています。
製管方法は継目無し(S)・電気抵抗溶接(E)・鍛接(B)・自動アーク溶接(A)の4通り。自動アーク溶接鋼管には溶接部引張強さの規格値があります。
出典:JIS G 3475:2024 表1・表2・表3・表4・表5/確認日 2026年8月5日
規格の基本情報
JIS G 3475:2024。当ページはこの年版の原典で確認しています。
他サイトで古い年版が表記されていることがあります。ご注意ください。
出典:JISC規格詳細画面/確認日 2026年8月5日
