石道鋼板株式会社
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冷間圧延鋼板

薄板・鋼板/JIS G 3141:2021/5鋼種を収録

原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。

熱延板を常温で再圧延した鋼板。表面が滑らかで板厚精度が高い。C=一般用、D=絞り用、E=深絞り用、F・G=さらに高成形性。板厚0.4〜3.2mmが主流。

加工・取扱いのポイント

参考情報

この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。

防錆油付きで流通するが錆びやすい。加工後は早めに塗装・めっきを。

冷間圧延鋼板の鋼種一覧

鋼種規格・成分の目安 参考特徴 参考
SPCC引張270 N/mm²以上・一般用冷延板の標準。通称ミガキ材
SPCD引張270以上・絞り用
SPCE引張270以上・深絞り用
SPCF引張270以上・非時効深絞り用
SPCG引張270以上・超深絞り用超深絞り用の最上位区分
この材料の調達・加工可否をご相談ください お見積り・お問い合わせ  ☎ 03-3653-9321

この規格に共通する事項

この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。

記号末尾は用途の系列です

箇条4.1「鋼板及び鋼帯の種類は、5種類とし、種類の記号及び適用厚さは表1による」。規格の表1に用途欄があり、記号末尾がそのまま用途を表します。

SPCC一般用/0.10〜6.0 mm
SPCD絞り用/0.15〜6.0 mm
SPCE深絞り用/0.15〜6.0 mm
SPCF非時効性深絞り用/0.40〜3.2 mm
SPCG非時効性超深絞り用/0.40〜3.2 mm

SPCF・SPCG は「非時効性」です。時間が経っても伸びが落ちにくく、加工までの保管期間が読めない用途に向きます。そのぶん適用厚さは3.2 mmまでと狭くなります。

出典:JIS G 3141:2021 箇条4.1・表1/確認日 2026年8月3日

SPCCT という表記について

表1の注a) に、SPCC の調質区分が標準調質および焼なましのままの場合で、受渡当事者間の協定によって引張試験を規定するときは、種類の記号の末尾に付加記号を付けて SPCCT とする旨が規定されています。

「SPCCT」という表記を見かけたら、それは別の鋼種ではなくSPCC に引張試験の規定を付けたものです。

出典:JIS G 3141:2021 表1 注a)/確認日 2026年8月3日

冷延鋼板の最大厚さは6.0 mm

SPCC・SPCD・SPCE の適用厚さ上限が 6.0 mm で、冷間圧延鋼板はここまでです。

6 mm を超える板は熱延の領域になります。当社が扱う厚板とは適用域が接するだけで重なりません。「冷延の厚板」という言い方をされることがありますが、JIS上は6.0 mmが上限です。

出典:JIS G 3141:2021 表1/確認日 2026年8月3日