圧力容器用調質型合金鋼鋼板
圧力容器用鋼/JIS G 3120:2022/6鋼種を収録
原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。
Mn-Mo・Mn-Mo-Ni系の調質高張力鋼板。原子炉圧力容器など極めて高い信頼性が要求される容器に使われる。
加工・取扱いのポイント
参考情報
この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。
超音波探傷・衝撃試験など超音波探傷・衝撃試験など検査要求が厳しい規格。
圧力容器用調質型合金鋼鋼板の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 参考 | 特徴 参考 |
|---|---|---|
| SQV1A | Mn-Mo鋼・引張550以上 | 原子炉容器級の調質鋼板 |
| SQV1B | Mn-Mo鋼・引張620以上 | |
| SQV2A | Mn-Mo-Ni鋼・引張550以上 | 原子炉圧力容器の代表材 |
| SQV2B | Mn-Mo-Ni鋼・引張620以上 | |
| SQV3A | Ni増量型・引張550以上 | |
| SQV3B | Ni増量型・引張620以上 | Ni増量・調質型の上位区分 |
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☎ 03-3653-9321
この規格に共通する事項
この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。
6種類の構成
| Ni | 耐力 | 引張強さ | |
|---|---|---|---|
| SQV1A | 0.40以下 | 345以上 | 550〜690 |
| SQV1B | 0.40以下 | 480以上 | 620〜790 |
| SQV2A | 0.40〜0.70 | 345以上 | 550〜690 |
| SQV2B | 0.40〜0.70 | 480以上 | 620〜790 |
| SQV3A | 0.70〜1.00 | 345以上 | 550〜690 |
| SQV3B | 0.70〜1.00 | 480以上 | 620〜790 |
ニッケル以外の化学成分は6種類すべて同一です。A材とB材も成分は同じで、違うのは熱処理(調質)による強度だけ。ボロン(B)0.0010%以下、ニオブ・バナジウム・チタンの上限まで規定される、成分管理の厳しい規格です。
出典:JIS G 3120:2022 表4・表6/確認日 2026年8月3日
