ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材
機械構造用鋼/JIS G 4053:2026/11鋼種を収録
原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。
構造用合金鋼の中でも合金元素量の多い系統。Ni-Cr-Mo複合添加により大断面でも焼きが入り、高強度・高靭性が要求される重要保安部品に使われる。
加工・取扱いのポイント
参考情報
この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。
SNCM439(調質)とSNCM420(浸炭)が代表格。大型シャフト・航空機部品など。
ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 参考 | 特徴 参考 |
|---|---|---|
| SNCM220 | C 0.17〜0.23%・浸炭用 | 量産浸炭部品用 |
| SNCM240 | C 0.38〜0.43%・調質用 | |
| SNCM415 | C 0.12〜0.18%・浸炭用 | |
| SNCM420 | C 0.17〜0.23%・浸炭用 | 大型高級ギアの定番 |
| SNCM431 | C 0.27〜0.35% | |
| SNCM439 | C 0.36〜0.43%・調質用 | 大径調質シャフトの代表格 |
| SNCM447 | C 0.44〜0.50% | 最高強度域の調質鋼 |
| SNCM616 | C 0.13〜0.20%・Ni2.8〜3.2% | 超大型浸炭部品用 |
| SNCM625 | C 0.20〜0.30%・Ni3〜3.5% | |
| SNCM630 | C 0.25〜0.35%・Ni2.5〜3.5% | 大断面調質用 |
| SNCM815 | C 0.12〜0.18%・Ni4〜4.5% | 規格中で最もNi量の多い浸炭用鋼種 |
※ この規格は機械的性質を規定していません。調質・焼入焼戻し後の強度や硬さは、熱処理条件およびメーカーの仕様によって異なります。数値が必要な場合は、ミルシートまたはメーカー資料をご確認ください。
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☎ 03-3653-9321
この規格に共通する事項
この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。
旧規格番号について
本鋼種は現在 JIS G 4053:2026(機械構造用合金鋼鋼材) に規定されています。かつての個別規格 JIS G 4103(ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材) は JIS G 4053 へ統合され、旧番号は廃止されました。
古い図面・社内資料・材料表には旧番号の表記が残っていることがあります。指示が旧番号であっても、現行規格は JIS G 4053 です。図面の番号でご不明な点があればお問い合わせください。
