電気亜鉛めっき鋼板
薄板・鋼板/JIS G 3313:2021/3鋼種を収録
原典確認済み 規格番号は、日本産業標準調査会(JISC)の規格票閲覧サービスで原典を確認しています(確認日:2026年8月4日)。個別の鋼種ページには、当該JISで規定されている化学成分、機械的性質、適用条件などを、原典確認済みの範囲で掲載しています。
電気めっきで薄く均一な亜鉛層を付けた鋼板(ボンデ鋼板と通称)。めっきが薄いため塗装性が良く、家電・OA機器の塗装前提部品に使われる。
加工・取扱いのポイント
参考情報
この項目はJIS規格値ではありません。一般的な傾向、およびメーカー資料・当社の加工/調達経験にもとづく実務情報です。入手性・加工条件は時期・メーカー・数量によって異なります。
溶融めっきより防錆力は低い。無塗装での屋外使用は不可。
電気亜鉛めっき鋼板の鋼種一覧
| 鋼種 | 規格・成分の目安 参考 | 特徴 参考 |
|---|---|---|
| SECC | 電気亜鉛めっき・一般用 | ボンデ鋼板の通称で流通。筐体の定番 |
| SECD | 電気亜鉛めっき・絞り用 | |
| SECE | 電気亜鉛めっき・深絞り用 |
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この規格に共通する事項
この分類の各鋼種ページに共通する規定の解説です。
記号の成り立ち
SEC 系の記号は「原板の記号の2文字目を E に置き換えた形」です。E は Electro(電気めっき)を表します。
| 原板 | 電気亜鉛めっき鋼板 |
|---|---|
| SPCC | SECC |
| SPCD | SECD |
| SPCE | SECE |
| SPHC | SEHC |
| SS400 | SE400 |
出典:JIS G 3313:2021 表1・表2
冷延原板を用いる5種類
| 種類の記号 | 使用する冷延原板 | 用途(参考) | 適用する表示厚さ mm |
|---|---|---|---|
| SECC | SPCC | 一般用 | 0.3以上3.2以下 |
| SECD | SPCD | 絞り用 | 0.3以上3.2以下 |
| SECE | SPCE | 深絞り用 | 0.3以上3.2以下 |
| SECF | SPCF | 非時効性深絞り用 | 0.4以上3.2以下 |
| SECG | SPCG | 非時効性超深絞り用 | 0.4以上3.2以下 |
出典:JIS G 3313:2021 表2/確認日 2026年8月5日。原板の適用規格はいずれも JIS G 3141。
JIS G 3313:2021 には、熱延原板を用いる18種類と冷延原板を用いる18種類が規定されています。当図鑑では現在 SECC・SECD・SECE の3種のみを収録しています。
原板の適用規格は6つあります。
| 熱延原板 | JIS G 3101(SS)/JIS G 3113(SAPH)/JIS G 3131(SPH)/JIS G 3134(SPFH) |
|---|---|
| 冷延原板 | JIS G 3135(SPFC)/JIS G 3141(SPC) |
なお、JIS G 3141 による鋼帯はダル仕上げとすると規定されています。
出典:JIS G 3313:2021 箇条4 a)・b)
